経済・金融: 2015年3月アーカイブ

しわ寄せ?

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こんにちは、税理士山下です。

以前に書いた「期限前弁済手数料」の続きです。

 

 

某政府系金融機関へ借入金(固定金利)を一括返済する際に、

「期限前弁済手数料」という実質的な違約金を請求されます。

 

お客様と相談の結果、

この手数料を払ってでも、返済した方が実質金利上は有利と判断し、

実行に移しました。

 

で、当然のことですが「期限前弁済手数料」が請求されます。

問題は、その計算式における、ある言葉。

 

計算式=A×金利差×残存日数/365日

何ですが、このAの計算式が以下の通り。

 

A(期限前弁済金の平均残高)=

(期限前弁済額-しわ寄せ相当額)×0.5×

   (2-(期限前弁済額-しわ寄せ相当額)/

     (期限前弁済時現在高-しわ寄せ相当額))+しわ寄せ相当額×1.0

 

まあ正直、良く分かりません。

でも、めっちゃ気になる言葉があります。

 

 

しわ寄せ相当額。

 

 

なんですかね、これ。

期限前に返済されたら受取利息が減っちゃうじゃん!

ってことでしょうか?

 

 

う~ん、顧客に対して使う言葉じゃないと思いませんか?

「後期高齢者医療制度」が批判を受けて、

あわてて「長寿医療制度」って言いなおしたのを思い出しますね。

 

 

                                          おしまい。

 

 

 

 

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