銀行の窓口にて

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こんにちは、税理士山下です。

消費税増税に合わせて、 

「子育て世帯臨時特例給付金」という制度が出来てます。

児童手当を受給している家庭が対象となりますが、

自動的に上乗せされるのではなく、申請が必要になります。

詳しくは、各市町村か厚労省のHPをご参照ください。

高松市

http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/22510.html

厚労省

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/rinjitokurei/index.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

 

 

さて本題。

本日、とある用事で銀行に行きました。(私用じゃなく、仕事です)

具体的に銀行名を言うと差支えがあるので匿名としますが、

某銀行の in  fr●nt  ●f  m●di●al  u●iv●r●ity 出張所です。

その窓口で、「あれ?」って思うことがありました。

 

私が窓口に書類を渡し、処理を待っている間のことです。

一人のお爺さんが、窓口の前でウロウロしていました。

「ヨボヨボ」という表現が、とてもしっくりくるお爺さんです。

 

そのお爺さんが、窓口の女性に何やらメモ書きのようなものを渡しました。

すると、その窓口の女性が言いました。

「お皿が欲しいの?」

 

それでも、お爺さんの反応はイマイチ。

窓口の女性は、もう一度言いました。

「お皿?タオル?どっち?」

 

するとお爺さんは言いました。

「そんなんじゃないんじゃ。」

 

 

どうやらお爺さんは、通帳がなくて困っているらしい。

すると窓口の女性は、こう言いました。

「あ~、そう。じゃあ家に帰って探してください。」

 

 

え?

いま手許にないってことじゃなくて、

紛失してしまったから、相談しに来たんじゃないの?

と私は驚きました。

 

 

すると案の定、お爺さんは言いました。

「家で、なんぼ探してもないんじゃ。」

 

 

これに対して窓口の女性。

「じゃあ、お家の人に探してもらってください!」

 

 

え?

どゆこと?

 

普通、通帳を紛失したときは、

盗難等の可能性に配慮した対応をしたり、

再発行の手続きをしたりしなきゃ駄目なんじゃない?

それを全部スルー?

 

 

それ以上に驚いたのは、最初のやり取りです。

「お皿?タオル?」のくだりです。

 

 

私はてっきり、年金受給者を対象としたサービスで、

引換券か何かを、お爺さんが出したと思ってたんですよ。

 

 

でも、上記のやり取りから考えると、

「ヨボヨボした爺さんが来て鬱陶しいから、

なんかテキトーなモンやって、帰らせよう!」

ってことなんでしょうか?

ビックリです。

 

 

その後、私も窓口に呼ばれ用事が済んだんですが、

その時、新しい手数料一覧表なるものを渡されました。

消費税改正に伴う、新しい料金表です。

 

ちょうど、以前から気になっていたことがありました。

振込手数料です。

あれって、3万円を境に200円(税抜)違うじゃないですか。

現金等での振込の場合の印紙税に合わせてると思ってたんですよ。

 

そして消費税増税と同じタイミングで、

領収書の非課税金額が3万円未満から5万円未満になるじゃないですか。

だから振込手数料も、3万円未満と3万円以上に分けてるのを、

5万円未満と5万円以上に分けるのかなって思ってたんですよ。

 

 

でも区分は、従来通り3万円で分かれてました。

そこで、窓口女性に尋ねてみました。

「消費税だけじゃなくて、印紙税も改正されますよね?

この3万円での区分は、5万円には変わらないんですか?」

 

 

すると窓口女性は言いました。

「ああ、変わらないんですよ。」

そして、手許の資料に目線を戻しました。

 

 

 

いや、ちょっと待て。

おいおい。

と私は驚いてしまいました。

 

その回答は、ダメだろ。

もちろん、料金体系に対して、あなたは何の権限もないだろう。

でも、ダメだろ。

 

 

どうダメなのか、例え話をしてみましょう。

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私がスーパーでオリーブオイルを探していたとします。

いくら探しても、見つかりません。

そこに、店員さんが通りかかりました。

 

私は店員さんに尋ねました。

「オリーブオイル、ありますか?」

 

すると店員さんは答えました。

「ええ、ありますよ!」

そう一言だけ言って、店員さんはスタスタと立ち去りました。

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これと同じくらい、ダメな回答だと思うんですよ。

でも、この人に聞いてもダメだと判断して、大人しく帰りました。

 

でも、自分を振り返る良い機会になりました。

自分も同じ失敗を、お客様にしていないか?

 

人のふり見て、我がふり直す。

心掛けます。

 

 

 

                              おしまい。

 

 

 

 

 

このブログ記事について

このページは、STAFFが2014年3月27日 21:30に書いたブログ記事です。

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