STAFF: 2012年1月アーカイブ

新たな関与の仕方

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こんにちは、二見事務所の山下です。

今日、新たに公益法人のお客様と初面談させていただきました。

 

事前のご了承を確認していないので詳しいことは書きませんが、

このお客様は、既に移行申請手続きを完了されてらっしゃいます。

専門家に頼らず、自ら移行申請書を作成されたとのこと。

素晴らしいの一言に尽きます。

弊社へのご相談は、移行申請に関することではなく、

移行後の会計処理に関することです。

 

今まで移行申請にお困りの法人様のことばかり考えていましたが、

移行した後も、処理に戸惑うことは多々あります。

自力で移行申請した法人様や、

移行申請についてのみ東京・大阪の専門家に依頼した法人様は、

もしかしたら、その後、いろいろと困ってらっしゃるのかもしれない。

そのことに、改めて気づかせていただきました。

 

そういった法人様は、もしかしたら、

改めて当社のような地元の会計事務所に相談するのは、

したくても、気後れしてしまうかもしれません。

 

しかしながら、遠慮は無用です。

ご希望に沿った、支援の仕方をさせていただきます。

移行申請のお困りの法人様は勿論のこと、

移行後の会計処理等でお困りの法人様も、是非ご相談ください!

ご連絡、お待ちしております!

 

 

                                           おしまい

 

 

 

今年の初釣り

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こんにちは、二見事務所の山下です。

8日の日曜日、今年の初釣りに出かけました。

サヨリ狙いか穴釣りか迷いましたが、天気予報で風も波もないとのことなので、

穴釣りに行きました。

 

テトラに乗っての釣りなので、風や波が少ないのは助かります。

しかしながら、魚の活性は低いようでした。

外道のクジメが、全く反応なし。

アタリやヒキが楽しいので、外道でも少しは反応があって欲しいものです。

 

結果、アタリ自体が少なく、ガシラ2匹が釣れたの見でした。

20センチと21センチでした。

IMG_0418.JPG

 

 

画像下側のガシラが、腹がパンパンだったので、胃袋を確認。

未消化のカニの子供が出てきました。

 

IMG_0419.JPG

 

このカニ、ガシラを捌くと良く見ます。

成長すると大きくなりそうなカニですね。

なにガニでしょうか?

 

 

午後、娘のバレエ教室の送迎の待ち時間に西讃でも釣り。

根魚が付くには良いポイントがあるのですが、如何せん狭い。

そして、釣り場が海面から凄く高い場所になります。

 

2匹ほど、20センチほどのガシラが掛かったのですが、

なにせ釣り場が高くて、取り込む前に空中で痛恨のバラシ。

 

結局、釣れたのはガシラ以外の外道でした。

18センチのクジメと、22センチのギンポです。

 

IMG_0420.JPG

 

ギンポは、見た目が悪いので敬遠してきたのですが、

食べれば美味しいと言われている魚なので、初挑戦です。

アナゴをシーラカンスっぽくした感じの魚です。

「天ぷらにすれば、アナゴよりもずっと美味しいが、

 天ぷら以外の料理には、全く使えない。」と言われているようです。

 

ガシラとクジメは、家内がアクアパッツァに、

ギンポは私が天ぷらにして、美味しくいただきました。

 

ギンポの天ぷらの感想は、「評判ほどではない」といった感じです。

もちろん、不味くはありませんでした。

しかしながら、サヨリの天ぷらには全く及ばず。

わざわざ狙ってまで釣る魚ではないように思いました。

 

来週も、娘に付き合って西讃に行って長時間の待機をしなければなりません。

天気が良ければ、穴釣りとチョイ投げをやってみたいと思います。

 

 

                                   おしまい

 

 

 

 

こんにちは、二見事務所の山下です。

先週の金曜日、お客様である公益法人様の新年会に参加しました。

 

新年会へのご招待は代表者宛に戴くので、

本来は岩村所長が出席なのですが、新年会が重なり私が代理出席です。

 

香川県知事、高松市長、香川県議員などと一緒に、来賓として紹介されます。

正直、緊張の連続でした。

しかしながら、隣の席の弁護士の先生が、とても気さくな方だったので、

正直、かなり助けられました。

 

この新年会、受付時に番号の書いた紙を渡されます。

どうやら、クジ引きの番号の様です。

隣の弁護士の先生が、

「これが当たらないんだよねぇ。

 僕、もう何回も出てきているけど、一度も当たったことがないよ~」

と、笑いながら仰ります。

 

私も、もともとクジ運とは縁遠い人間。

全く期待はしません。

くじ引きが始まっても、弁護士の先生と2人で御喋りしていました。

 

すると、

「おい!おい!君の番号じゃないのか?」

と、突然声をかけられます。

 

ん?何だ?どういうことだ?

などと考えながら、自分の番号を言って確認すると、

なんと二等が当たってしまいました。

 

その後もクジ引きは続き、周囲は盛り上がります。

その一方で、私は焦ります。

 

この懸賞は、本来は公益活動に尽力した会員様に当たるべきもの。

私なんかが当たったらマズイのでは?

 

しかしながら、当たってしまったものを辞退するのもマズイかもしれない。

では、どうする?

良し、こうなったら、この事実を世間に公表して感謝の意を表そう!

そう考えました。

 

さっそく、事務局長様のもとへ。

「事務局長、今日のこと、事務所のブログに書いていいですか?」

「ん?いいよ。」

「うちの事務所の関与を公にすることになりますが、良いですか?」

「ん?構わんよ。」

有り難いお言葉をいただきましたので、画像で公表させていただきます。

 

IMG_TV.JPGのサムネール画像

 

 

クジ引きは続き、私のいるテーブル9人中、なんと4人が当たりました。

弁護士の先生は、両隣が当たっています。

「こりゃ~、どう言うことだ!」

と、豪快に笑いながら自分をネタにして笑いを誘っています。

とても素敵な方です。

 

新年会終了後、景品を持って帰ります。

自宅まで歩いて帰る予定だったのですが、無理です。

景品は、なんとかタクシー乗り場までは自力で運べるくらいの大きさです。

はっきりいって、大きいです。

 

その景品を抱えながら、出口に出ます。

私の当選を知っている事務局の皆様が、暖かく迎えてくれます。

そんな中、事務局長様が、ビックリして私に話しかけます。

「あれ?当たったの?」

「はい!」

{何が、当たったの?」

「二等です!」

「え~っ!」

・・・って事務局長、さっき知らずに返答してたんですか!

 

自宅に帰り、さっそく梱包を開きます。

そして組み立てます。

 

 

これが、組み立て完成後の景品の姿です。

 

 

IMG_0409.JPG

 

LEDアクオス32型「世界の亀山ブランド」

 

有り難くいただきます!

嬉しいです!

 

 

嬉しいです!

 

 

しかし・・・

 

 

 

しかし・・・

 

 

 

しかし・・・

 

 

 

 

 

あと1年早かったら、死ぬほど嬉しかったのに!

 

 

                                    おしまい

 

 

 

「隠し子騒動」で感じたこと

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こんにちは、二見事務所の山下です。

フリーアナの宮根誠司氏に、「隠し子騒動」とやらが起きているそうです。

web上のニュースで見た時の、素直な感想を書きたいと思います。

 

まず認知をしている状態は「隠し子」と言えるのか?

疑問に思い、ウィキで調べる。

含まれるようだ。

場合によっては、本人が知らない間に生まれてる場合も、含めるようだ。

(これを調べる過程で、市川海老蔵にも隠し子がいることを初めて知りました)

 

次に、わざわざ公共の電波で情報発信すべきものか?

宮根氏は認知し、援助も行っているとのこと。

正妻も、認めていること。

妻に告白し、また件の女性も援助し、子供も認知している。

ある意味、見事な男っぷりと言っても良いのではないだろうか。

 

「隠し子」と言っても、わざわざ自分から言うことでもないと思う。

例えば、アナウンサーが通常の放送で

「僕は兄弟が×人で、従妹が×人で、甥が×人で・・・」

などと、わざわざ発言する事なんてないだろう。

 

そう考えると、この報道は一体何なんだろうと思わざるを得ない。

残るは、報道する立場の人間としての責任だ。

TVで人のことをとやかく言っておいて、自分はどうなんだ、と言うことだ。

 

しかしながら、それであれば「隠し子」と言う言葉には抵抗がある。

「隠し子」は、宮根氏を指す言葉ではなく、子供を指す言葉だ。

この言葉が、どれだけ本人を苦しめることになるか、考えが及ばないのであろうか。

 

世間がとやかく言う問題ではないと思うが、もしも宮根氏を責めるのであれば、

「隠し子」という子供を表す言葉ではなく、宮根氏本人を指す言葉であるべきだ。

しかしながら、改めて考えると、該当する言葉がない。

造語するとしたら、「婚外子隠蔽男」とか?

 

そんな風に考えていくと、「隠し子」という言葉が物凄く罪深い言葉と感じる。

日本においては長い歴史の中で、このような事態が発生した場合、

責任ある親には何ら固有名詞がなく、

何ら責任のない子供にだけ「隠し子」と言うレッテルが貼られてしまう。

 

一体なんなんだ、これは。

これで良いのか、日本文化。

そう思わざるを得ません。

 

些細なことで「差別用語」と勝手に解釈して言葉狩りをするのは反対ですが、

普段、自分たちが使っている言葉をもっと真剣に捉えなくてはならないと感じたニュースでした。

 

 

                                             おしまい

 

 

 

 

銀行への提出書類-後編

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こんにちは、二見事務所の山下です。

今回は、私の銀行員時代の苦い思い出をひとつ・・・。

 

新卒で第二地方銀行に入り、

ふたつ目の勤務地として、高松の支店で働いていたときの話です。

当時、26~27歳の頃。

まだまだ知識も経験も未熟な私は、融資先に試算表の提出を依頼していました。

当面の融資申し込み等がなくとも、自分自身の勉強のため、

そして、お客様である法人をより理解して、いざというときに役に立てるようにです。

 

そういった理由ですから、特に強制はしませんでした。

強制できない、と言うほうが正確でしょうか。

銀行としての要求ではなく、私の個人的なお願いですから。

それでも、ほとんどのお客様が快く応じてくれました。

そして、「良いアドバイスをしてほしい」とのお言葉をいただきました。

 

そんななか、あるお客様の経理部長が、嫌な顔をしました。

銀行としての依頼ではないこと、私の個人的なお願いあることを説明し、

お詫びをしたうえで、その場は終わりました。

 

それから数日が過ぎた月末。

そのお客様は、全ての預金を融資と相殺し、

足りない資金は他行から振込をして融資を全て返済しました。

営業の外回りから帰った私は、経理部長に電話。

理由を聞いたところ、

「我社に対して、試算表を出せなんて、失礼にもほどがある」

との返答でした。

 

銀行の月末における預金量・与信(融資)量は、

支店長会議などで課されたノルマがあり、

月末での突然の預金引き出しや融資返済は、支店にとって大ダメージです。

当然のことながら、私は支店長に大目玉を喰らいました。

 

しかしながら、私には理解できませんでした。

決して、強硬に依頼したわけでもない。

協力の意志がないと分かったら、すぐに詫びた。

他のお客様には、むしろ喜ばれていた。

(資料を要求された不快感より、自社のことを気にしてくれている、

 と評価してくださっていたようです)

なのに、なぜ、この会社だけが、こんなことに?

 

その答えは、随分時間が過ぎたのちに判明しました。

その法人が、2009年に民事再生法適用の申請をしたのです。

 

飽くまで推測に過ぎないのですが・・・。

私が銀行員であった頃、既に試算表を「提出したくない」状態だったのではないでしょうか。

決算書は各銀行に提出が必要なので、前もって準備ができても、

試算表を急に言われると、取り繕うことができなかったのではないでしょうか・・・。

 

私が試算表を依頼したのを、

「何か、感付きやがったのか・・・?」

と思ったのではないでしょうか。

そう考えれば、納得いきます。

 

私がした説明や謝罪も、

「こんな若造が、個人的に試算表を依頼するなんて有り得ない。

 下手な言い訳しやがって・・・。」

と思ったのだろうと考えると、スンナリ理解できます。

まさしく「疑心暗鬼」状態だったのでしょう。

 

今般の金融円滑化法では、銀行に対してコンサルティング機能を要求しています。

そう考えれば、支援してくれる銀行に対しては、必要な書類は提出すべきでしょう。

 

何を提出すべきで、何が提出する必要がないのか。

経営者の皆様が、必ずしも理解している訳ではありません。

また、税理士も全ての税理士が銀行対策に精通しているわけではありません。

しかしながら、全てを銀行に任せておくことも、私は出来ません。

私は元銀行員であり、去年「財務金融アドバイザー」資格を取りましたが、

今後も、もっともっと研鑽に励みたいと思います。

 

 

                                         おしまい

 

 

銀行への提出書類-前篇

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こんにちは、二見事務所の山下です。

今回は、数か月前にあった銀行がらみのお話をひとつ・・・。

 

ある日、お客様(法人)の経理担当者から電話。

「◎◎銀行が、決算の資料で漏れてるものがあるので、

至急提出して欲しいって連絡がありました。」とのこと。

 

その銀行から渡された依頼資料の一覧をみると、次のようなものでした。

●個別注記表

●別表1

●税務署の受付印・電子申告受信通知

●別表4

●別表5(1)

●別表5(2)

●別表11

●別表16

●その他の別表

●法人事業概況説明書・会社事業概況書

●固定資産減価償却内訳明細書

 

「なんじゃ、こりゃ!」が、素直な感想。

私は、お客様から「銀行に提出しなければならない資料はなんですか?」

と聞かれたら、

「最低限、決算書と内訳書だけで良いです。」と答えてます。

併せて、「要求があれば、別表1、4、5、16なら提出してもOKです」と言ってます。

まあ、個別注記表も全然構いません。

 

でも上の一覧、「その他の別表」とか何?

減価償却の明細も、別表16とは別に出せだと?

いえ、こちらから融資をお願いしていて、

本店に案件をあげる工夫を色々とするためとかなら、良いんですよ。

でも、この銀行に新規融資の依頼など全くしていない。

そして、この銀行はメインバンクでなければサブバンクですらない

 

ふざけんなよっ!って感じで、社長に速攻でTEL。

「『どうして必要なのか理解不能なものが含まれている。

なぜ必要なのか理由を知りたいと顧問税理士が言っている。』と連絡してください。」

と依頼。

 

で、担当者の回答は次のようなものでした。

「報道等でご存知かと思いますが、当行の融資先である××社の破綻の関係で、

本店から全融資先に資料提出を依頼するように指示があるものですから・・・。

何卒、ご協力をお願いします。」

 

う~ん、納得できるような、できないような。

与信判断を誤ったのは、本人(銀行)の責任。

それを無関係な融資先に対して、理由にされてもな~。

 

でも、担当者のつらい立場も分からんでもない。

と言うわけで、社長には「まあ、提出してあげてもいいですよ」と連絡。

 

しかしながら、納得してるわけではありません。

というのも、

テメェんとこの与信取引は、割引だけじゃね~か!

と言う理由があります。

 

それに、もうひとつ。

提出漏れとか適当なこと抜かしてんじゃね~よ!

テメェんとこの、勝手な都合じゃね~か!

後出しジャンケンで腰を低くしても、遅ェんだよ!

 

メインバンクとかサブバンクに提出するのであれば、まだ納得できるのですが・・・。

自分の都合の良いことだけ言ってくるのは、立腹ものですね。

 

皆さんも、銀行が資料を要求してきたらナンでもカンでも言いなりになる必要はありません。

力関係にも当然よりますが、疑問に思ったら理由を聞くぐらいは当然の権利です。

上手に交渉できるよう、普段から理論武装しておきましょう。

 

 

                                         おしまい

 

 

 

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