趣味・娯楽: 2011年8月アーカイブ

真鯛な2日間

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こんにちは、二見事務所の山下です。

先週の今頃、少し遅めの夏休みを息子と2人で過ごしました。

釣りを満喫した2日間でした。

 

まず初日。

淡路島の「うずしおメガフロート海釣り公園」です。

ネットで調べ、初めての利用です。

 

第一印象。

ネットでの画像よりも、狭くて汚い感じ。

また、到着直前の道が、狭くてクネクネ状態が長い。

バイクで行くと、楽しいかもしれませんが、車だとキツイ。

 

片道約100キロ、2時間足らずで到着。

メガフロートの名の通り、釣り場が浮かんでいます。

周辺と、真ん中あたりの穴が開いた箇所2つで釣りをしました。

 

まずは周辺で、サビキ釣り。

周りでは、アジがポツポツ釣れています。

でも、私たち親子は全く釣れず。

というか、息子は見えてる魚を夢中で探していて、なかなか釣りをせず。

 

ブログで釣りのことを良く書くので、私が釣りに詳しいと思っている方もいますが、

師匠がおらず、すべて独学なので、やったことがない釣りは皆目分かりません。

サビキも、ほとんどしたことがないのでコツが分からず、アジは断念。

 

真ん中に開いた穴を見ると、30センチ近くのウマヅラハギが見えます。

よし、これを釣ろう。

サビキでアジを釣っている周囲をよそに、2人だけフロートの中心で釣りをします。

 

しかし、ウマヅラハギは餌を全く無視。

コマセは食べますが、針の餌には目もくれません。

スレまくっています。

 

ボウズ状態が、約2時間。

周りは、アジを釣って盛り上がっています。

 

しかし、いまさらアジを狙う気もしない。

最後の手段。底物狙い。

ガシラでもアイナメでも、なんでもいい。

「ボウズ逃れ」という仕掛けを、ブッ込ます。

 

すると、どうしたことでしょう。

38センチの真鯛が釣れてしまいました。

 

 

それまで、ひっそりと隠れるように釣っていた我々は一躍ヒーローです。

いろんな人に声をかけられ、

「子供に見せてやって欲しい」と頼まれたり。

 

これ1匹しか釣れませんでしたが、大満足の1匹でした。

デジカメを事務所に置いていたので、画像はありません。

 

 

2日目。

今回は、まさに真鯛狙いの釣りです。

その名も「タイラバ」。

 

 

釣り船の利用です。

船長が言うには、「タイラバは、なかなか釣れないが、釣れたら大物が多い」

とのこと。

頑張ります。

 

朝6時の集合から数時間、全くアタリなし。

しかし午後に入り、息子にヒット。

釣り船のHPより、画像を転載。

 

タイラバ1.jpg

 

大人は私と、他のお客さん1人とアシスタントさん(船長の奥さん)の3名。

大人を差し置いてのヒット。

 

タイラバ2.jpg

 

無事、釣り上げることができました。

42センチの真鯛です。

 

さて、私はと言いますと。

最後の最後、船長が「最後の一流しで~す、頑張ってください」

との掛け声で、最後のチャレンジ。

 

最後の最後で、ヒット。

物凄く、引く引く。

船長も「こりゃ~でかいな~」とのこと。

 

アシスタントさんが、デジカメを取りにダッシュ。

そして撮影しようとした途端、痛恨のバラし・・・

 

 

アシスタントさんいわく、

「その竿は、硬めの竿なんですよ。

その竿が、あれだけ曲がっていたら65センチはあったでしょうね。」

 

・・・。

悔しい。超悔しい。

でもって、楽しかった!

 

初めてのタイラバ。

釣れたかったけど、強烈な引きを経験できました。

しばらくは、ハマってしまいそうです!

 

 

                                      おしまい。

 

 

 

僕って何

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こんにちは、二見事務所の山下です。

このブログ、コメントの受付ができるようになっていると気が付きました。

私が書いた最近の記事については、コメント受付可能にしてみました。

(8/3 13:15現在、メールアドレスの要求を解除しました)

 

 

以前にも書きましたが、私の趣味の一つに読書があります。

今年に入ってからは、有川浩に嵌っています。(敬称略、以下同様)

ドラマにもなった「フリーター、家を買う」を読んで興味を持ち、

2冊目の「レインツリーの国」で、すっかりファンになってしまいました。

この人のこと、全然知らなかったのですが、売れっ子作家さんでした。

「自衛隊三部作」「図書館戦争シリーズ」など、本屋大賞を取ったり、

アニメ化されたりしているようです。

最近では、「阪急電車」が映画化されています。

今年に入って初めて知った有川作品、一気に12~3冊読みました。

私のお勧めは、「レインツリーの国」と「空の中」(自衛隊三部作のひとつ)です。

 

ただ有川作品ばかりだと、やや食傷気味になるので、

誉田哲也や湊かなえの作品も、ぽつぽつ読んでいます。

好きなのは有川作品ですが、面白さでいえば湊作品でしょうか。

 

有川作品を読むと、昔読んだ初期の新井素子の小説を思い出します。

同時に、そのころ読んだ小説も懐かしくなり、古本屋に足繁く通います。

そんななか、懐かしい文庫本2冊を見つけました。

三田誠広の「僕って何」と「高校時代」です。

思わず、手に取ってしまいました。

 

三田作品は、高校・大学時代によく読みました。

代表作は芥川賞作品である「僕って何」ですが、

個人的には「高校時代」「龍をみたか」「やがて笛が鳴り、僕らの青春は終わる」

の方が好きでした。

特に「高校時代」は、何度も読みました。

ちなみに、私の人生に大きな影響を与えた作品を4つ挙げると、

三田誠広「高校時代」

大藪春彦「汚れた英雄」

新井素子「・・・絶句」

城山三郎「男子の本懐」

になります。見事に、タイプがバラバラです。

 

話を戻します。

2冊の文庫本をもって、さらに単行本のコーナーをブラブラ。

すると、ものすごいものを見つけてしまいました。

 

IMG_0313.JPG

 

なんと、「僕って何」の単行本!

かれこれ4半世紀前に読んだ時ですら、文庫だったのに!

しかも、芥川賞受賞の帯までついてます!

 

IMG_0314.JPG

 

しかも、そのお値段、なんと105円!

ちなみに、文庫の方は210円。

絶対に、単行本の方が価値が高いと思うんだけどな~!

迷わず、単行本を購入です。

 

IMG_0315.JPG

 

 

ちなみに初版が昭和52年7月。

私が購入したのが同じく52年の11月で十版。

初版だったら、プレミアムがついたりするのでしょうか?

 

ちなみに、この三田誠広氏。

「コピーは三田」の三田工業の御曹司でもあります。

ここ最近は、作家としての立場ではないところで、

いろいろとネット上で批判を受けているようです。

かつてのファンとしては、残念な限りです。

 

何はともあれ、久しぶりに再会した作品。

じっくりと楽しんで読みたいと思います。

 

 

                            おしまい

 

 

 

 

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